iPhone9が登場! 機能進化の集大成モデル

 

先日行われた基調講演にて発表されたiPhoneXシリーズの新機種ですが、機能の進化が強調される一方、ホームボタンを取り去ったことや、SEサイズの小型iphoneの絶版にすることなどに落胆する声もちらほら。

そんななか「One more thing」というメッセージが残され、他に新製品が出るのかと期待する人がざわめく中、iphone9という製品が遅れて発表されました。これは旧機種iPhone8の流れを受け継ぐ正統進化のモデルであります。既にXシリーズも存在する中においてiphone9を発表する意図は何だったのでしょうか?

 

ラインナップを統一、違うのはサイズだけ

 

これまでのiPhoneは番号順に「4、4s、5、5s・・・」という流れで新機種が出ていましたがiPhone6以降は正統進化のモデルに加えPlusという大型画面・機能強化版のモデルが出ていました。また5シリーズには5cという廉価版、5sのデザインとサイズを引き継いだSEというモデルもあり、さらには最新のXシリーズにおいてもXs、XsMax、Xrという機種構成となり、どれがどういう機能を持っているのかが分かりにくくなっていました。

そこで登場したiphone9は3機種が発表されたものの、機能的な部分は全く同じで違うのは本体・画面サイズだけというものです。シリーズ間における機能的ヒエラルキーが無くなり、また3つのサイズにより片手で持てる小さな4インチから、タブレットに近い操作の出来る大画面の5.5インチまでが揃い、ユーザーそれぞれの用途に合わせて提供出来るかたちになっています。

これによる利点というものはユーザー間においての製品と機能の情報が統一され、この機種ではこれが出来る、これが出来ないという話の食い違いが発生しないこと、また製品提供元となるショップや修理受付や操作方法の問い合わせ先となるサポートセンターにとっても操作方法の説明が統一されるのでお客様に対して紛らわしさを回避することができます。

 

充電端子をUSB-Cに

 

iPhone9はXシリーズが出ている中、機能面においてはそれほどiphone8Plusと変わりませんが端子接続に関する部分が大きく変わっています。

まずは以前から新機種発表前に各所で予想されていた充電端子がUSB-Cに変更されたということです。この端子は既にMacbookシリーズで実現しており、またAndroidをはじめとする世界中のスマートフォンで使われている充電端子の統一規格として普及しているため、ケーブル類の入手も容易でありLightning端子と同じく表裏関係なく接続できるので使い勝手に関しては以前と全く変わりません。そして前機種と同じくワイヤレス充電にも対応しています。

 

ヘッドホン端子が復活

 

iphone7以降の機種ではワイヤレスで音楽を聴くことを基本としておりヘッドホン端子を無くし、Lightning端子につなぐEarPodsが付属していて、既存のコード式のヘッドホンをつなぐ際はヘッドホンジャックアダプタを介す必要がありました。しかし今回のアップグレード、もといダウングレードにより「ヘッドホン端子が復活」しました。7以降のユーザーの意見の中でヘッドホンジャックが無くなったのは不便である、未だに統一した規格として普及しているコード式のヘッドホンは重要であることによりこのような措置がとられたのです。以前無くしたものをもう一度復活させるというのは発売元にとっては「らしくない」ことなのですが既に発売されているXシリーズの何もかもが新しい方向とは違った、旧い・いちばん普及している規格へ配慮した構成というのが今回のiPhone9の特徴だといえます。

 

最後にして最高の9

 

既に発表されたXシリーズに遅れて登場した「新しいようで新しくない内容のiPhone9」ですが、そもそもXは10周年記念モデルとして発売された、しかもこれまでとは全く違うiPhoneという位置付けのため、本来ならば7-8-9と正しい段階を経て進化していくなかにおいての異端児みたいなものでした。新しいものが好きなユーザーからは絶賛の嵐であるものの、既存のモデルが好みだった・操作に慣れていたユーザーにとっては急激な進化に戸惑いもあったわけです。

そういった声に耳を傾けた正統なiPhoneとして登場、しかも番号順では最後の数である「9」を名付けてある辺り、これまでのiPhoneの集大成でもあるわけです。このモデルはその後発売されるであろう新世代のiphoneと併売され、ロングライフモデルとして公式サイトのカタログに現行発売として掲載され続けていくことと思われます。これはかつて「iPod touch」が新世代にして今後常識化されていくipodとして君臨する中、旧型のデザイン・操作性を受け継いだ「iPod Classic」が併売されていたのと似ています。

常に最新の機能・デザインが正義とされ、また既存のユーザーや部外者も含めて期待がかかる中、あまりに中身の進化が早過ぎて理解されなかった製品というのはこれまでの歴史上には沢山存在しますが、既存のものを維持しつつ新しいものとの差を埋めることによりスムーズな買い替え、乗り換えができるので長い目で見ればこのXシリーズとiPhone9の併売は正解だったといえる日が来るでしょう。

 

最後に

ご覧いただきありがとうございました。皆さん分かっていると思いますが・・・

「この記事に出ているiPhone9は世に出ていないフェイク製品です。」

今や新製品のXシリーズ世の中を席巻しているのでiPhone8の流れを汲むモデルはもう出てこないのかなとは思いますけど私自身「7・8ときたら9も来るだろう」とは思っていたし、iOS12が出て、iPhone5sでもまだまだ使えるということで、少しばかりの期待を込めました。個人的にはSEサイズの新型が出れば嬉しいですね。

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