SONY ZS-3 (ソニー バブルラジカセ)

 

90年代に入るとラジカセも機能面については過剰に装備、ボタンもびっしり付いていたのが次第に操作の簡略化とともにシンプルになっていくのですが、ソニーが当時発売していたソナホークシリーズもボタン数の多さでいえばドデカホーンに比べれば大幅に省略化されていたといえます。個人的にもこのソナホークのシリーズはお気に入りで特に初期モデルである3-5-7についてはデザインも気に入っているのでコレクション欲が沸いて3機種とも集めてしまいました。

 

ソナホーク兄弟の末っ子

ZS-3は数あるソナホークの兄弟の中でいちばん若い番号を与えられた末っ子、CDラジカセのシリーズの中でも廉価版な位置付けですがシリーズ中において同じ筐体を持ったモデルのない唯一のデザインです。この頃に増えてきた中央部に操作ボタンとローディング式のCDトレイ、天板にカセットデッキを配置するという構成なので一見コンパクトに見えますが実際に実物を見ると大きく感じます。小さなコンポデザインの5および7よりも幅広のため並べてみたときは意外だなと思いました。

 

 

私はヤフオクにてこの機種を入手したのですが他のソナホークシリーズに比べると流通数が少ないように感じます。機能面では5とそれほど変わりませんが、やはりソナホークはコンポデザインのものが好まれるということなのでしょうか。

 

普通のCDラジカセ?

 

機能面については当時の高機能ラジカセに共通するフルロジックメカ、シンセチューナー、バックライト、リモコンといった基本的なものについてはちゃんと抑えられているしボタンも最小限に抑えられているため使っているうちに不便を感じることはありません。

肝心な音についてですが、この機種は独自の重低音システムを備えているといった記述がカタログにはありませんでした。他のソニー機種ではCCCR、ドデカホーンといった重低音増強するための回路が付いているのにこの機種だけ仕様表には何も記載がありませんでした。

だからといって音が悪いのかといえばそうではなくエフェクトを掛けたものではない素直な音がしたので好感が持てます。当時は私のようなコレクター的にそれぞれの機種の音を比べるというものがなかったので気になると感じる人はいなかったのではないかと思います。

 

ジャイロステージ装着率の低さ

ZS-3にはソナホークおなじみのジャイロステージがオプションで設定されていて上下左右に動かすことができるのですが。私がこの機種に興味を持ったときネット上でZS-3に関する画像検索をしたのですが、ジャイロステージを装着した写真・動画が一切ありませんでした。カタログにはオプション装着が出来るとの記述はあるのですが、元々廉価版な位置付けだったこともありわざわざ買い足す必要もない、もしくはカタログを見なかった人にとってはそもそも装着できるということ自体知らなかったのではないかと思います。

実際に装着してみると幅広デザインであることも相まって5や7よりも迫力がある、カッコいいと個人的には思いました。ZS-3はジャイロステージがあるかないかではかなり見た目的にはギャップを感じます。もちろん装着したほうが断然いいですね。

 

 

 

リモコン操作で自由自在に方向を変えられる(動画)

SONY ZS-3 バブルラジカセ ソナホーク

 

実際にジャイロステージで方向を上下左右に変えている様子を動画にしました。

音というのはスピーカーと聞いている人の位置によって聞こえ方が違ってきますが動画内でもわかると思います。当時のラジカセによくあるギミック重視、ただの飾りとしての回転台なのかと思いきや、思ってた以上に音の方向性というのが大事だなと思いました。リモコンはZS-7のものを使っていますがZS-3でもすべての操作が出来るので便利です。

 

さらに一つのリモコンで同じソナホークを複数操作することも出来ます。

下の動画はZS-5とZS-3を同時に動かしています。ジャイロステージで同じ方向に回転したり、電源のオンオフ、CD取り出しも2台同時にできます。このソナホークを手に入れて一度やってみたかったんですよね。

SONY zs-3/zs-5 ジャイロステージをリモコン操作

 

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